Windowsの起動時にBeep音が3回なった時の対処方法
5年以上前に自作したWindowsデスクトップパソコンが起動しなくなった際の顛末です。
Beep音が3回なる意味
Windows起動時に、Beep音が3回なりOSが起動しなくなりました。私の場合、AMI BIOSで短音3回であったため、下記の参考サイトによるとメモリエラーの模様。ケースの蓋を外し、メモリカードの差し込みを押して、再度電源ボタンで起動するとBEEP音がならなくなり、OSが起動しました。
ただし、本当にこれでエラーが解消したのかは不明。
使用しているマザーボード
デバイス \Device\Harddisk0\DR0 に不良ブロックがあります
Windowsのイベントビューアで確認すると、HDDエラーが頻発していたため、chkdskも行う事にしました。
Windowsで不良ブロックがあるディスクの特定方法。コンピュータの管理 -> 記憶域 -> ディスク管理に表示されているディスク番号で、どのディスクに対するエラーであるかは判断できる模様。
WindowsでHDDの不良ブロックが発生する場合の対処法
chkdsk /f /r
chkdskのステージ
- ステージ 1 : マスタ ファイル テーブル (MFT) 内の各ファイル レコード セグメント (FRS) の検証
- ステージ 2 : ボリューム内のフォルダーの検証
- ステージ 3 : 各ボリュームのセキュリティ記述子の検証
- ステージ 4 と 5 ( オプションのステージ ) : ボリューム内の全てのセクターの読み取り、安定性の確認
相当の時間が掛かることは覚悟して、3TBあるHDDをチェックディスク。
chkdsk中のETAの意味
Estimated Time of Arrival の略。予定所要時間(あと何時間でchkdskが終了するか)。
3TBのHDDのchkdsk時間
ステージ3までは、ETAが10時間から30時間を示しており、予定所要時間が安定していませんでした。
ステージ4になるとETAが11時間位で安定し、チェックディスクが進むにつれ、ETAが減っていくようになりました。
途中、チェックの進捗具合の%表示やETAが、1時間以上進まない状態がありましたが、ハングアップはしておらず、進み出しました。
ただし、セクターは処理したセクターは減っているのですが、ETAは増えると言う感じなので、あと何時間で終わるかは当てになりませんね。1週間以上続いたと言う話もあるようなので。。。
最終的には、3TBのチェックディスクは、12時間で終わりました。ETAはそれなりに正解だったのか?
chkdskが終わらない場合の対処方法
最悪のケース(HDDが復活しない)を想定しての確認。今回はシステムディスクではなく、データもバックアップしているので、復活しない場合は廃棄だと思っています。
業者にデータ復旧を頼むと、数万円掛かりそうです。