Amazon Lightsail の WordPressで HTTP/2 を有効化する

6月 17, 2023

bitnamiでのHTTP/2の有効化

Enable HTTP/2 Support With Apache (https://docs.bitnami.com/ibm/infrastructure/mean/administration/enable-http2-apache/ 2023/2/1 リンク切れ)(bitnami公式サイトのヘルプ)

BitnamiスタックがネイティブLinuxシステムパッケージを使用しているか(アプローチA)、自己完結型インストールであるか(アプローチB)を調べる

test ! -f "/opt/bitnami/common/bin/openssl" && echo "Approach A: Using system packages." || echo "Approach B: Self-contained installation."

自己完結型インストール(アプローチB)の場合の設定

apache config の mod_http2.so を有効にする

/opt/bitnami/apache2/conf/httpd.conf
mod_http2.so

apache bitnami config にHTTP/2の設定を追記する

/opt/bitnami/apache2/conf/bitnami/bitnami.conf

  <VirtualHost _default_:80>
    ...
    Protocols h2 h2c http/1.1
    H2Direct on
  </VirtualHost>

  ...

  <VirtualHost _default_:443>
    ...
    Protocols h2 h2c http/1.1
    H2Direct on
  </VirtualHost>

apache を再起動する

sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache

参考

注意

上記記事内のアプローチ判定コマンドの部分は、コピペするとダブルクォーテーションが正しくなく、判定を誤ります。よって、bitnami公式サイトにあるコマンドをコピペした方が良いです。

Lightsail でのアプローチ方法は、常に Approach B になると思います。

「画像では、既にHTTP/2化が終わった環境のためかApproach Aと表示されていますが、HTTP/2化する前はApproach Bと表示されていました。」と参考ページの記事中に記載があるのは、おそらくこの事が原因です。

アプローチ方法を調べるコマンドの結果は、HTTP/2を有効化する前後で変わらないはずです。

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Posted by iwadjp